滅ぶべくして滅ぶ動物たち・・・レッドデータブックというものがある、絶滅の危険のある動植物をリストアップし保護しようというものだ、 恐竜や始祖鳥など過去多くの生物が環境に適応できずに滅びていった、 環境に適応できずに滅ぶべく生き物を保護することが環境を守ることになるのであろうか、 自らが乱獲し、住む場所を奪い絶滅に追いやっておきながら数が減ってきたからといって保護する、 自らが環境を破壊しそのために滅びようとしている生き物たちを何の反省もなくただ救おうと言う、 なんと傲慢な生き物であろうか。 環境のため、地球のため、 人間が考えているのは自種の繁栄に都合のよい環境だけであろう、 なぜ飾る必要がある、 人間は他種族のことなど何も考えていないのだ。 環境を壊し、乱獲し、数が減ったからといって保護し、増えたからといって駆除する、 もしも本当に地球全体の環境を考えるのならば、 全ての生物の保護を考えるのならば、 真っ先に頭数を管理し駆除しなければならない害獣がいる、 人間である。 野生生物の頭数を管理するよりも人間の頭数を減らす方がどれだけ環境に優しいか、 動物たちにとって住みよい環境が維持できるか、 人間は人間だけが住みよい環境を守りたいだけなのだ。 絶滅危惧種が絶滅したからといって何が変わるのか、 何も変わりはしない、自己満足、 自らが破壊した環境に対する偽善以外の何物でもない。 飾らずに自らの傲慢を自覚しよう、 人間は自然も動物たちもこの地球さえも守る気はないのだと、 人間という一種さえ快適に過ごせればあとのことはどうでもいいのだと、 そのためだけに動物を守り、地球を守っているのだと、 すべては自分たちのためなのだと。 偽りの動物愛護、歪んだ自然保護、 自らが絶滅へと追いやった生命達への侮蔑である、 認めよう、 動物愛護も自然保護も愛護すべきは自分であり、保護すべきは自分でしかないことを、 我々は自分のことしか考えていないのだということを。 |